小田原の賃貸、不動産情報満載「株式会社ニッショー」

1番有名なのはやはり小田原駅のシンボルとも言える巨大「小田原ちょうちん」。
2019年秋の台風19号で破損してしまい、一時期は取り外されていましたが、2020年8月29日に再設置されました。
2003年、この提灯を製作されたのは山﨑勇さん（故人）、今回修復プロジェクトの中心となったのは山﨑さんの息子さんの高史さん。父から子へと引き継がれた伝統の技が、壊れた提灯を見事に蘇らせました。
以前「小田原アーカイブ　技人Vol４」で山﨑勇さんが受けられたインタビューの中で、「後継者は？」という質問に、山﨑さんは「難しいね、需要がねぇからな。うんと儲かりゃ息子もやるんだろうけどな」と答えられていました。今回、息子さんが後継者になられていたことを知り、胸が熱くなりました。

自由通路の中央付近上部に飾られている大きな陶板レリーフ「小田原讃歌」。
テーマは小田原の海と自然。
小田原にゆかりの深い海の素材であるひらめ、いかと蜜柑、ほうぼう、
あじと梅、  いしだいと桜、いわし、かさご、いせえびが描かれています。
原画と監修はなんと、タレント、俳優など多方面で活躍されている片岡鶴太郎さん
なのです。

JR小田原駅の改札口左手側に設置されているステンドグラス。鮮やかで目を惹くこのステンドグラスは「日月山海小田原」という名で、
原画製作者は松田町出身で小田原市に在住されている日本画家の芳澤一夫さん。
こちらのステンドグラスには、枝垂桜、太陽と海、富士、月と河、紅白梅、小田原の風景がデザインされています。
以前までは自然光のみでしたが、最近照明が入り、夜もとても綺麗なのだとか。
ぜひ通勤・通学で利用される際は、朝と夜で楽しんでみてくださいね。

小田原駅東口通路ではおなじみの“二宮金次郎像”。
小田原市栢山の生まれの二宮金次郎ですが、よく考えてみると、
駅に二宮金次郎像・・・、何だか不思議ではないですか？
実は城内小学校の校庭にあった二宮金次郎像なのです。
城内小学校と本町小学校が統合して三の丸小学校となり、三の丸小学校には
本町小学校の二宮金次郎像が置かれ、城内小学校の二宮金次郎像は小田原駅に置かれることとなりました。
馴染みのある二宮金次郎像、高さにヒミツがあるのをご存知ですか？この二宮金次郎像、高さがだいたい1メートルになっています。
小学校の校庭に置かれることの多かった二宮金次郎像は小学生に1メートルの感覚を覚えてもらうためにこの高さになっているのです。
 

二宮金次郎像の左手に設置されていた「小便小僧」をご存知ですか？
「にこっとちゃん」という名前がつけられた小便小僧、いつの間にか小田原駅から姿を消してしまいました。古い小田原駅では改札を入った左手に設置されていて、その後しばらくは小田原駅東口通路に置かれていましたが、小田原駅のリュニューアルと同時に撤去されてしまいました。
行方が気になる…
実は「にこっとちゃん」、今でも小田原駅の近くにいました！
 
おだわら市民交流センターUMECOの近くで「にこっとちゃん」に再会できます。ぜひ探してみてくださいね。

にこっとちゃんが設置されたきっかけは当時の小田原駅長自身の趣味だったのだとか（笑）