豊かな自然と、
頼りになる場所
これからの子どもたちを支える、小田原の子育て&教育の新しい波!

「おだぴよ子育て支援センター」の窓から望む小田原駅。

社会の変化にともなって、これからの子育てや教育について、どうなっていくのか、どう育てていくべきか、頭を悩まされている方も多いかもしれません。
けれど振り返ってみると、街々には、その地だからこそ育まれてきた風土や文化があり、そのなかで私たちは育ってきました。
では、小田原は一体どういう街なのか。
どんな環境があって、施設があって、子育てや教育についてどんな活動をしている人たちがいるのか。
今回は、そんな目で小田原を紹介していきたいと思います。

山・川・海が遊び場!
あふれる自然を感じながら育っていく

山、川、海…小田原は多様な自然に囲まれているまち。
自然の中で遊ぶのは、小田原っ子にとってごく当たり前のことです。
日常の遊びやレジャーはもちろん、少し山に入れば、自然の起伏を活かした広大な公園やアスレチック広場も点在しています。

「小田原市いこいの森」

「小田原市いこいの森」は、本格的なキャンプ場やバーベキュー場、自然観察路、バードゴルフ場、ウォークラリーコース、木工芸体験室などからなる、約20ヘクタールの森林公園。
公園の中には渓流が流れ、野生の鳥や生き物と触れ合いながら遊べる、贅沢な憩いの空間でもあります。

いこいの森に隣接した「小田原こどもの森公園わんぱくらんど」は、小田原城や宇宙基地をモチーフにした遊具や、20mの滑降ロープ、44mのローラー滑り台…など、たくさんの大規模遊具が揃うアスレチック公園。ロードトレインに乗ったり、ピクニック気分で景色を眺めたりといった楽しみ方も可能です。

また、日々の生活の中でも、河川敷でスポーツやサイクリングを楽しんだり、海で散歩やおしゃべりや時には釣りをしたりと、小田原の子どもたちは、隣り合いの自然を肌で感じながら育っています。

頼りになる!
まちなかにある子育て支援施設

そんな小田原ライフでも、やはり気になるのは子育て面のサポート。
実は、頼りになる支援施設や団体がたくさんあるのも、小田原の心強いところです。


おだぴよ子育て支援センター

小田原駅直結のミナカ小田原にある「おだぴよ子育て支援センター」は、公設民営の〈地域子育て支援施設〉。子育て中の保護者の負担を軽減し、親子の健やかな成長を支援することを目的としています。
子どもが自由に遊び、親子が交流できるように設計された〝子育てひろば〟を中心に、授乳室、調乳用温水器、おむつ交換台も完備。安心して過ごすことができます。

小田原駅東口図書館

また、同センターに隣接している「小田原駅東口図書館」には、親子がリラックスして本に触れ合うためのスペース〝おひさまのへや〟も。
靴をぬいでくつろげるカーペット敷きの床と、子どもが本を手に取りやすい高さの棚などが特徴のこの空間では、絵本の読み聞かせや会話も気兼ねなくすることができます。

頼りになるサポート団体もたくさん!
mama's hug(ベビー)

そして何といっても心強いのが、小田原には、子育てや教育について熱く活動している人がたくさんいるということ。
様々な団体が、子どもの成長過程ごとに必要と考えるサポートや教育の場をつくりあげ、真摯に取り組んでいます。

mama’s hug

ベビー&ママパパが対象の「mama’s hug」は、ベビーマッサージを発展させた〝タッチハグ〟をテーマに、親子や家族との手と手からはじまる触れ合いを伝える活動をしている団体。
タッチを動力とした技術と知識を学ぶ〈ベビーボンディング専門士養成講座〉、そのメソッドを短い時間に詰め込んだ1day講座や、親子で楽しめるワークショップやイベントの開催、曜日や状況・悩みごとに気楽に話ができる場としてのサロン。
近年では、市の受託事業である『小田原市ファミリー・サポート・センター』、報徳二宮神社との『きんじろう南町地域食堂』の共同開催など、子育てを通じて地域と環境を循環させることを目指して、幅広く活動を展開しています。

〈オルタナティブスクール〉が小田原にも!
「イロトリドリ」(小学生)/「YES International School Odawara」(小〜中学生)

また近年、小学生以上の世代の、教育の場面で多く語られるようになってきたのが〈オルタナティブスクール〉という言葉。
全国的にも新しい動きとしてひろがりつつある、〝(文科省が定めた学校とは違う)独自の理念と教育方針に基づいた、もうひとつの学校〟のことです。
そのオルタナティブスクールが、期せずして今年、小田原に複数開校。新たな動きとして注目を集めています。

イロトリドリ

小学生が対象の「イロトリドリ」は、〝学びのレジャーランド〟がテーマ。
〈知育〉〈食育〉〈体育〉の3本柱で構成。
週3日の登校日は学習DAYと野外活動DAYに分類されています。メインの予定は決まっているものの、その詳細は子どもの主体性にまかせる方針。登校時に要望を聞きとり、可能かどうか考慮したうえで、当日または別日のプログラムへと組み入れていきます。
正解の枠にとらわれがちという従来の教育に疑問を抱き、自由に学び、考え、のびのびと成長していくことを大切にしたいと創設された同校。
新しい選択肢を探したい、という家族の思いにも応えたいと取り組んでいます。

YES International School Odawara

小学生から中学生までが対象の「YES International School Odawara」は、〈英語〉と〈日本語〉のバイリンガル教育に、〈プログラミングスキル〉を加えた独自のカリキュラムを展開。
これからの時代に必要な論理力・創造力・表現力・コミュニケーション力を身につけてほしいと、探究型学習に力を入れています。
その最大の特徴は、ネイティブスピーカーによる本物の英語環境。
同時に日本語力を高めるための指導も丁寧に行い、英語と日本語を同等に使いこなし、プログラミングのスキルも身につけた、創造的な仕事のできる人材教育を目指しています。

影響を受けながら、支えを受けながら、
自分たちらしい道筋を見つけていく

子供が産まれ育ち、成長していくに従って、悩みや課題は変わっていくもの。
けれど、頼りになる施設や多様な活動、サポート、教育のあるこのまちなら、影響を受けながら、支えを受けながら、自分たちらしい道筋を見つけ、歩みを後押しすることもできるかもしれません。
そしてその日々の背景にあるのは、まちをぐるりと囲む、贅沢で豊かな自然。
そのまちで暮らす、あたたかく面倒見のいい大人たち。
都会でのスマートな支援や教育とはひと味違う環境が、このまちにはあるのではないでしょうか。

「YES International School Odawara」にて。休憩時間、自由に遊ぶ子どもたち。

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